TradingViewの出来高プロファイルの出し方と見方【POC・バリューエリアで、売買が集まった値段を見る】

この記事の要点

  • 出来高プロファイルは、値段の帯ごとにどれだけ売買されたかを、チャートの横向きの棒で表すものです
  • いちばん多く売買された値段(POC)と、約70%が集まった帯(バリューエリア)は、支持線・抵抗線の候補になります
  • 期間を決めて描く「固定範囲」と、画面に見えている範囲で出す「表示範囲」があります。インジケーターは Essential 以上のプランで使えます(2026年10月時点)

📊 この設定でできること

ふつうのは、日ごとの売買の量を、チャートの下に縦の棒で出します。は、「どの値段で、どれだけ売買されたか」を、チャートの横に横向きの棒で出します。

たくさん売買された値段には、そこで買った人・売った人がたくさんいます。株価がその値段にもどってくると、「買値にもどったから売りたい」「前と同じ値段なら買いたい」という人が多く、止まりやすくなります。・を引く場所の候補を、出来高から探すための道具です。

見本:値段の帯ごとに、どれだけ売買されたかを横の棒で見る1,380円1,360円1,340円1,320円1,300円1,280円1,260円1,240円1,220円1,200円1,180円1,160円POC:いちばん多く売買された値段金色の枠:出来高の約70%が集まった値段の帯(バリューエリア)棒が短い値段は売買が少なく、値段が素通りしやすいところ見本:値段の帯ごとの出来高を横の棒に(右から左へのびる)1,380円1,360円1,340円1,320円1,300円1,280円1,260円1,240円1,220円1,200円1,180円1,160円POC(最も多い)金色の枠:出来高の約70%棒が短い値段は、売買が少なく素通りしやすい
赤い棒(POC)がいちばん多く売買された値段。金色の枠が、出来高の約70%が集まった値段の帯です。説明のための見本です。実在の銘柄のチャートではありません。

📖 見るところは3つ

  • POC(ポイント・オブ・コントロール):いちばん多く売買された値段。いちばん長い棒です。支持線・抵抗線の候補になります
  • バリューエリア:出来高の約70%が集まった値段の帯。この帯の上の端・下の端も、止まりやすいところの候補です
  • 棒が短いところ:売買が少なかった値段。止める人が少ないので、値段が速く素通りしやすいところです

✅ 始める前に

出来高プロファイルのインジケーターが使えるのは、Essential 以上のプランです。無料の Basic では使えません(2026年10月時点)。プランの内容は変わることがあるので、TradingViewのプランのページ(紹介リンク・PR)で確かめてください。

🛠 手順(期間を決めて描く:固定範囲)

① ツールを選ぶ

チャートの左のツールバーで、予測や測定のツールが入っているグループを開き、「固定範囲」の出来高プロファイルを選びます。見つからないときは、ツールバーの検索や、インジケーターの検索で「出来高プロファイル」と入れて探します。

② 始まりと終わりをクリックする

調べたい期間の、最初の足のあたりをクリックし、次に最後の足のあたりをクリックします。その期間の値段の帯ごとの出来高が、横向きの棒で出ます。たとえば「前の高値をつけてから今日まで」「この3か月」のように、期間を決めて描きます。

③ 設定を確かめる

描いたプロファイルをダブルクリックすると、設定が開きます。棒の数(値段の帯の細かさ)や、バリューエリアの割合(ふつうは70%)を変えられます。最初は、そのままで大丈夫です。

🛠 手順(画面に見えている範囲で出す:表示範囲)

上のメニューの「インジケーター」を押し、検索欄に「出来高プロファイル」と入れます。表示範囲(画面に見えている期間)の出来高プロファイルを選ぶと、チャートの右側に出ます。チャートを動かしたり縮めたりすると、見えている期間に合わせて作り直されます。

💡 見方のこつ

  • POCに水平線を引いておく:POCの値段に水平線を引いておくと、プロファイルを消しても場所が残ります
  • 期間で形が変わる:同じ銘柄でも、期間の決め方でPOCの値段が変わります。「なぜこの期間か」を決めてから描きます
  • ほかの見方と重なるところを見る:前の高値・安値やEMAの近くにPOCがあれば、止まりやすいところとして意識する人が多くなります。1つの道具だけで決めないようにします

⚠ よくあるつまずき

  • 棒が見えない・細すぎる:チャートを縮めすぎていると、棒が重なって見えにくくなります。期間を短くするか、棒の数を減らします
  • プロファイルを描きすぎる:何本も描くと、どれを見ればよいか分からなくなります。1つのチャートに1〜2個までにします

📚 この設定を使う記事

この記事の用語

出来高プロファイル
値段の帯ごとにどれだけ売買されたかを、チャートの横向きの棒で表したもの。
出来高
その期間に売り買いが成立した株の数。値動きの信頼度を確かめるのに使います。
支持線
株価が下げ止まりやすい値段の目安に引く横の線。サポートラインともいいます。
抵抗線
株価が上げ止まりやすい値段の目安に引く横の線。レジスタンスラインともいいます。
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この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。投資は自己判断でお願いします。

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