ローソク足の読み方【図解】1本の形でわかる4つの値段と、陽線・陰線

この記事の要点

  • ローソク足1本には、始値・高値・安値・終値の4つの値段が入っています
  • 始値より終値が高ければ陽線、安ければ陰線です
  • まずは「実体の長さ」と「ヒゲの長さ」の2つを見るところから始めます

🕯 ローソク足とは

ローソク足は、一定の期間の値動きを1本の形で表したものです。1日の値動きを1本にしたものが日足、1週間を1本にしたものが週足です。チャートは、このローソク足を横に並べたものです。

1本のローソク足には、4つの値段が入っています。その期間の最初についた値段の、いちばん高かった、いちばん安かった、最後についたです。この4つをまとめて「4本値」と呼びます。

下の図で、4つの値段を動かしてみてください。足の形がどう変わるかがわかります。

上ヒゲ実体下ヒゲ高値 1,085終値 1,070始値 1,030安値 1,015
今の形:陽線(実体もヒゲもほどほど)

値段は説明のための見本です。

🔴 陽線と陰線

始値より終値が高かった足を、始値より終値が安かった足をといいます。陽線はその期間に値段が上がって終わったこと、陰線は下がって終わったことを表します。

色はチャートによって違います。日本では陽線を白や赤、陰線を黒や青で表すことが多く、TradingViewでは最初の設定で陽線が緑、陰線が赤です。色は自分で見やすいように変えられます。

📏 実体とヒゲ

始値と終値のあいだの太い部分を、実体から上下にのびる細い線をといいます。上ヒゲの先が高値、下ヒゲの先が安値です。

① 実体の長さ

実体が長いほど、始値から終値までの値動きが大きかったということです。長い陽線は買いが強かった期間、長い陰線は売りが強かった期間と読めます。

② ヒゲの長さ

ヒゲが長いほど、期間の途中で大きく動いたのに、終わるまでに戻されたということです。長い下ヒゲは、いったん大きく下がったあとに買われて戻した形です。長い上ヒゲは、いったん大きく上がったあとに売られて戻された形です。

🔍 まず覚えたい3つの形

  • 大陽線:実体が長い陽線。買いの勢いが強かったことを表します
  • 長い下ヒゲ:安いところで買いが入り、戻して終わった形。下げ止まりのきっかけになることがあります
  • :始値と終値がほぼ同じで、実体がほとんどない形。買いと売りがつり合い、迷っている状態です

形の名前はたくさんありますが、最初はこの3つで十分です。くわしくは、ローソク足コースで1つずつ見ていきます。

📊 実際のチャートで見てみる

ノート(5243)の日足(2026年8月〜9月中旬)。このチャートでは紺が陽線、水色が陰線です。8月下旬の長い陽線、9月上旬の十字線に近い形や長い上ヒゲが見られます。特定の銘柄をすすめるものではありません。
ノート(5243)の日足(2026年8月〜9月中旬)。このチャートでは紺が陽線、水色が陰線です。8月下旬の長い陽線、9月上旬の十字線に近い形や長い上ヒゲが見られます。特定の銘柄をすすめるものではありません。
チャートはTradingViewのものです。

🛠 TradingViewで表示するには

✏️ 確認問題

Q1. ローソク足の上ヒゲの先は、何の値段を表していますか?

答えと解説

正解は「高値」。上ヒゲの先は、その期間でいちばん高かった値段(高値)です。下ヒゲの先は安値です。

Q2. 始値が1,000円、終値が1,050円の日のローソク足は、どちらですか?

答えと解説

正解は「陽線」。始値より終値が高いので陽線です。前の日と比べて上がったかどうかは関係ありません。

Q3. 実体がほとんどなく、始値と終値がほぼ同じ形を何と呼びますか?

答えと解説

正解は「十字線」。十字線です。買いと売りがつり合い、どちらに進むか迷っている状態を表します。

この記事の用語

始値
その期間の最初についた値段。ローソク足の実体の片方の端です。
高値
その期間でいちばん高かった値段。ローソク足の上ヒゲの先です。
安値
その期間でいちばん安かった値段。ローソク足の下ヒゲの先です。
終値
その日の取引の最後についた値段。移動平均線は、ふつう終値をもとに計算します。
陽線
始値より終値が高かったローソク足。その期間に値段が上がって終わったことを表します。
陰線
始値より終値が安かったローソク足。その期間に値段が下がって終わったことを表します。
実体
ローソク足の、始値と終値のあいだの太い部分。長いほど、その期間の値動きが大きかったことを表します。
ヒゲ
ローソク足の実体から上下にのびる細い線。上ヒゲの先が高値、下ヒゲの先が安値です。
十字線
始値と終値がほぼ同じで、実体がほとんどないローソク足。買いと売りがつり合い、迷っている状態です。
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この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。投資は自己判断でお願いします。

実際の銘柄でどう使うかは、noteの講座に書いています。