ローソク足の読み方【図解】1本の形でわかる4つの値段と、陽線・陰線
この記事の要点
- ローソク足1本には、始値・高値・安値・終値の4つの値段が入っています
- 始値より終値が高ければ陽線、安ければ陰線です
- まずは「実体の長さ」と「ヒゲの長さ」の2つを見るところから始めます
🕯 ローソク足とは
ローソク足は、一定の期間の値動きを1本の形で表したものです。1日の値動きを1本にしたものが日足、1週間を1本にしたものが週足です。チャートは、このローソク足を横に並べたものです。
1本のローソク足には、4つの値段が入っています。その期間の最初についた値段の始値始値(はじめね)その期間の最初についた値段。ローソク足の実体の片方の端です。くわしく見る →用語集の一覧、いちばん高かった高値高値(たかね)その期間でいちばん高かった値段。ローソク足の上ヒゲの先です。くわしく見る →用語集の一覧、いちばん安かった安値安値(やすね)その期間でいちばん安かった値段。ローソク足の下ヒゲの先です。くわしく見る →用語集の一覧、最後についた終値終値(おわりね)その日の取引の最後についた値段。移動平均線は、ふつう終値をもとに計算します。くわしく見る →用語集の一覧です。この4つをまとめて「4本値」と呼びます。
下の図で、4つの値段を動かしてみてください。足の形がどう変わるかがわかります。
値段は説明のための見本です。
🔴 陽線と陰線
始値より終値が高かった足を陽線陽線(ようせん)始値より終値が高かったローソク足。その期間に値段が上がって終わったことを表します。くわしく見る →用語集の一覧、始値より終値が安かった足を陰線陰線(いんせん)始値より終値が安かったローソク足。その期間に値段が下がって終わったことを表します。くわしく見る →用語集の一覧といいます。陽線はその期間に値段が上がって終わったこと、陰線は下がって終わったことを表します。
色はチャートによって違います。日本では陽線を白や赤、陰線を黒や青で表すことが多く、TradingViewでは最初の設定で陽線が緑、陰線が赤です。色は自分で見やすいように変えられます。
📏 実体とヒゲ
始値と終値のあいだの太い部分を実体実体(じったい)ローソク足の、始値と終値のあいだの太い部分。長いほど、その期間の値動きが大きかったことを表します。くわしく見る →用語集の一覧、実体から上下にのびる細い線をヒゲヒゲ(ひげ)ローソク足の実体から上下にのびる細い線。上ヒゲの先が高値、下ヒゲの先が安値です。くわしく見る →用語集の一覧といいます。上ヒゲの先が高値、下ヒゲの先が安値です。
① 実体の長さ
実体が長いほど、始値から終値までの値動きが大きかったということです。長い陽線は買いが強かった期間、長い陰線は売りが強かった期間と読めます。
② ヒゲの長さ
ヒゲが長いほど、期間の途中で大きく動いたのに、終わるまでに戻されたということです。長い下ヒゲは、いったん大きく下がったあとに買われて戻した形です。長い上ヒゲは、いったん大きく上がったあとに売られて戻された形です。
🔍 まず覚えたい3つの形
- 大陽線:実体が長い陽線。買いの勢いが強かったことを表します
- 長い下ヒゲ:安いところで買いが入り、戻して終わった形。下げ止まりのきっかけになることがあります
- 十字線十字線(じゅうじせん)始値と終値がほぼ同じで、実体がほとんどないローソク足。買いと売りがつり合い、迷っている状態です。くわしく見る →用語集の一覧:始値と終値がほぼ同じで、実体がほとんどない形。買いと売りがつり合い、迷っている状態です
形の名前はたくさんありますが、最初はこの3つで十分です。くわしくは、ローソク足コースで1つずつ見ていきます。
📊 実際のチャートで見てみる

チャートはTradingViewのものです。
🛠 TradingViewで表示するには
✏️ 確認問題
Q1. ローソク足の上ヒゲの先は、何の値段を表していますか?
答えと解説
正解は「高値」。上ヒゲの先は、その期間でいちばん高かった値段(高値)です。下ヒゲの先は安値です。
上ヒゲの先は、その期間でいちばん高かった値段(高値)です。下ヒゲの先は安値です。
Q2. 始値が1,000円、終値が1,050円の日のローソク足は、どちらですか?
答えと解説
正解は「陽線」。始値より終値が高いので陽線です。前の日と比べて上がったかどうかは関係ありません。
始値より終値が高いので陽線です。前の日と比べて上がったかどうかは関係ありません。
Q3. 実体がほとんどなく、始値と終値がほぼ同じ形を何と呼びますか?
答えと解説
正解は「十字線」。十字線です。買いと売りがつり合い、どちらに進むか迷っている状態を表します。
十字線です。買いと売りがつり合い、どちらに進むか迷っている状態を表します。
この記事の用語
- 始値
- その期間の最初についた値段。ローソク足の実体の片方の端です。
- 高値
- その期間でいちばん高かった値段。ローソク足の上ヒゲの先です。
- 安値
- その期間でいちばん安かった値段。ローソク足の下ヒゲの先です。
- 終値
- その日の取引の最後についた値段。移動平均線は、ふつう終値をもとに計算します。
- 陽線
- 始値より終値が高かったローソク足。その期間に値段が上がって終わったことを表します。
- 陰線
- 始値より終値が安かったローソク足。その期間に値段が下がって終わったことを表します。
- 実体
- ローソク足の、始値と終値のあいだの太い部分。長いほど、その期間の値動きが大きかったことを表します。
- ヒゲ
- ローソク足の実体から上下にのびる細い線。上ヒゲの先が高値、下ヒゲの先が安値です。
- 十字線
- 始値と終値がほぼ同じで、実体がほとんどないローソク足。買いと売りがつり合い、迷っている状態です。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。投資は自己判断でお願いします。
実際の銘柄でどう使うかは、noteの講座に書いています。