日足・週足・月足の使い分け【初心者向け】どの時間軸で何を決めるか
この記事の要点
- 月足は数年の大きな流れ、週足は数か月の流れ、日足は数日から数週間の動きを見るのに向いています
- 長い時間軸で流れを決め、短い時間軸でタイミングを見る、という分け方が基本です
- 3つの時間軸の流れがそろっているほど、迷いが少なくなります
🗓 3つの時間軸
ローソク足1本が表す期間の長さを時間軸時間軸(じかんじく)ローソク足1本が表す期間の長さ。日足・週足・月足などがあります。くわしく見る →用語集の一覧といいます。同じ銘柄でも、時間軸を変えると、チャートの見え方は大きく変わります。
- 月足月足(つきあし)1か月の値動きを1本のローソク足で表したチャート。数年の大きな流れを見るのに向いています。くわしく見る →用語集の一覧:1か月を1本で表します。数年から10年ほどの大きな流れを見るのに向いています
- 週足週足(しゅうあし)1週間の値動きを1本のローソク足で表したチャート。大きな流れを見るのに向いています。くわしく見る →用語集の一覧:1週間を1本で表します。数か月から1〜2年の流れを見るのに向いています
- 日足日足(ひあし)1日の値動きを1本のローソク足で表したチャート。くわしく見る →用語集の一覧:1日を1本で表します。数日から数か月の動きと、細かい形を見るのに向いています
下の図で、時間軸を切り替えてみてください。同じ値動きが、月足・週足・日足でどう見えるかがわかります。
月足
値動きは説明のための見本で、実在の銘柄のデータではありません。週足と月足は、同じ日足をまとめて作っています。
🔭 長い時間軸で「流れ」、短い時間軸で「タイミング」
時間軸の使い分けの基本は、長い時間軸で流れを決めて、短い時間軸でタイミングを見ることです。いくつかの時間軸を組み合わせて見ることを、マルチタイムフレーム分析マルチタイムフレーム分析(まるちたいむふれーむぶんせき)いくつかの時間軸を組み合わせてチャートを見ること。長い時間軸で流れを、短い時間軸でタイミングを見ます。くわしく見る →用語集の一覧といいます。
① 月足:大きな地図
月足では、何年も続く大きなトレンドトレンド(とれんど)株価の大きな流れの向き。上昇トレンド・下降トレンド・横ばいに分けて考えます。くわしく見る →用語集の一覧や、長いあいだ止まってきた高値・安値を見ます。年に何回か見直すくらいで十分です。
② 週足:流れを決める
週足では、今が上昇・下降・横ばいのどれかを決めます。ダウ理論の山と谷や、移動平均線移動平均線(いどうへいきんせん)決まった日数の終値の平均を、毎日つないでいった線。流れの向きを見るのに使います。くわしく見る →用語集の一覧の向きは、まず週足で確かめます。
③ 日足:タイミングを見る
日足では、週足で決めた流れの中で、今どこにいるかを見ます。押し目で下げ止まったか、長いヒゲが出たか、出来高はどうかといった細かい形は、日足で確かめます。
🧭 流れがそろっているかを見る
3つの時間軸で流れが同じ向きなら、迷いは少なくなります。月足も週足も日足も上向きなら、上昇の流れがはっきりしている状態です。
向きがちがうときは、長い時間軸を優先して考えます。週足が上向きで日足が下向きなら、「上昇の流れの中で、一時的に下がっている」と読みます。日足だけを見て「下降トレンドになった」と決めないことが大切です。
📊 実際のチャートで見てみる

チャートはTradingViewのものです。
🛠 TradingViewで切り替えるには
✏️ 確認問題
Q1. 今が上昇・下降・横ばいのどれかを決めるのに、まず向いている時間軸はどれですか?
答えと解説
正解は「週足」。週足は数か月から1〜2年の流れを見るのに向いています。流れを決めてから、日足でタイミングを見ます。
週足は数か月から1〜2年の流れを見るのに向いています。流れを決めてから、日足でタイミングを見ます。
Q2. 週足は上向き、日足は下向きです。どう読みますか?
答えと解説
正解は「上昇の流れの中で、一時的に下がっている」。向きがちがうときは、長い時間軸を優先します。週足の上昇の流れの中で、日足では一時的に下がっていると読みます。
向きがちがうときは、長い時間軸を優先します。週足の上昇の流れの中で、日足では一時的に下がっていると読みます。
Q3. いくつかの時間軸を組み合わせて見ることを、何と呼びますか?
答えと解説
正解は「マルチタイムフレーム分析」。マルチタイムフレーム分析といいます。長い時間軸で流れを、短い時間軸でタイミングを見ます。
マルチタイムフレーム分析といいます。長い時間軸で流れを、短い時間軸でタイミングを見ます。
この記事の用語
- 時間軸
- ローソク足1本が表す期間の長さ。日足・週足・月足などがあります。
- 月足
- 1か月の値動きを1本のローソク足で表したチャート。数年の大きな流れを見るのに向いています。
- 週足
- 1週間の値動きを1本のローソク足で表したチャート。大きな流れを見るのに向いています。
- 日足
- 1日の値動きを1本のローソク足で表したチャート。
- マルチタイムフレーム分析
- いくつかの時間軸を組み合わせてチャートを見ること。長い時間軸で流れを、短い時間軸でタイミングを見ます。
- トレンド
- 株価の大きな流れの向き。上昇トレンド・下降トレンド・横ばいに分けて考えます。
- 移動平均線
- 決まった日数の終値の平均を、毎日つないでいった線。流れの向きを見るのに使います。
この記事は投資の考え方を学ぶためのもので、投資助言ではありません。投資は自己判断でお願いします。