「インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(愛称:世カエル)」は、世界のブロックチェーン関連企業に幅広く投資するインデックス型投資信託です。今回は、このファンドの特徴、ベンチマーク、手数料、リスク、どんな投資家に向いているのかをわかりやすく解説します。
📈 基本情報
- 運用会社:インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
- 投資対象:世界中のブロックチェーン関連企業(日本含む)
- ファンド分類:追加型/内外/株式/インデックス型
- 為替ヘッジ:なし(為替変動リスクを負います)
- 決算頻度:年1回(7月10日)
- 愛称:世カエル(世界を変える技術)
🌟 特徴と魅力
- 世界のブロックチェーン関連株に分散投資
マザーファンドを通じて、主に米国、日本、台湾を含む世界各国のブロックチェーン関連株式に投資します。効率的な運用を目的にETF(上場投資信託証券)にも投資可能です。
- インデックス連動で安定的な運用
ベンチマークに連動した運用を目指し、低コストで透明性の高い運用が魅力です。
🔍 ベンチマーク(指数)について
本ファンドのベンチマークは「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)」です。
この指数はコインシェアーズ社が独自の分析に基づき選定した銘柄で構成され、ソラクティブ社が算出・公表しています。構成は主にブロックチェーン関連企業で、技術革新を牽引する企業群に分散投資が可能です。
🏢 主な組入上位銘柄(2025年1月末時点)
- メタプラネット(日本、消費者サービス)
- マイクロストラテジー(米国、ソフトウェア・サービス)
- コインベース・グローバル(米国、金融サービス)
- SBIホールディングス(日本、金融サービス)
- マネックスグループ(日本、金融サービス)
- ギャラクシーデジタル(米国、金融サービス)
- 台湾積体電路製造(台湾、半導体)
💰 コストと手数料
- 信託報酬(年率):最大1.5773%(税抜1.433%)
- 購入時手数料:最大3.3%(販売会社による)
- 信託財産留保額:なし
- その他費用:組入有価証券の売買委託手数料、監査費用等(実費)
⚠️ リスクと注意点
- 価格変動リスク:株式市場の変動や企業業績悪化により基準価額が変動します。
- 為替変動リスク:為替ヘッジを行わないため、円高時に資産価値が下落する可能性があります。
- 信用リスク:投資先企業の信用不安や倒産により損失を被る可能性があります。
- 流動性リスク:市場規模や取引量により売買が困難となる可能性があります。
- テーマ集中リスク:ブロックチェーン関連企業に特化しているため、市場全体の動きと異なる場合があります。
👥 どんな投資家に向いている?
- ブロックチェーン技術の将来性に期待したい方
- 世界中の関連企業に分散投資したい方
- 為替リスクを理解し、インデックス型で長期投資を考えている方
- 成長投資枠(NISA)を活用したい方
📝 まとめ
「インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(世カエル)」は、インデックスファンドとして、世界中のブロックチェーン関連企業に分散投資できる魅力的な商品です。コスト面はやや高めですが、テーマ型投資の特性を活かし、長期的な資産形成に適しています。ぜひ、自身の投資スタイルに合わせて検討してみてください。
🔗 詳細情報:インベスコ公式サイトはこちら
ABOUT ME
猫と暮らす個人投資家。株式投資は、ファンダメンタルとテクニカルの組み合わせのスイングを得意としています。投資信託はインデックスとアクティブの組み合わせでポートフォリオを構成。ファンドの運用を追いかけるのが大好きです。